Aloha🌴
ハワイが変わろうとしています。
マーケティングよりもサステナビリティ。
これからのハワイに注目です。
「新型コロナウイルス禍の閑散期と、その反動で今年の夏に始まった爆発的な観光ブームを経て、ハワイは今、観光客と地元住民の両方にとって良い方向に変わろうとしている。初めてハワイ先住民が主流派となった現地の観光当局は、マーケティングよりもサステナビリティ(持続可能性)に焦点を絞った新たな戦略を練り上げた。
これから訪れるハワイでは、これまでと違う経験ができるかもしれない。
事前予約が必要
マウイ島ワイアナパナパ州立公園のブラックサンドビーチ、あるいはカウアイ島のカララウトレイルを歩いてみたければ、事前に予約しなくてはならない。地元住民のために交通渋滞を和らげ、自然への負担を軽減するために、人気スポット10数カ所が要予約の対象に入っている。駐車代を合わせた料金は1人当たり5ドルから15ドル。こうした料金はメンテナンス費用にも充当される。
良い観光客であるための必修講義
ハワイ航空は9月から、5分間のビデオを機内で流すようになった。サンゴ礁に害を与えない日焼け止めを使い、モンクアザラシなど野生生物には近づかず、安全に海で過ごすための注意事項を動画で説明している。
到着時に手数料徴収も
自然保護と環境維持のプログラムを直接支援するための料金が、観光客全員に到着時に課されることになるかもしれない。オアフが推し進める再生観光手数料案は州議会で承認される見通しだ。ガラパゴス諸島のように到着時に100ドルを徴収するのか、あるいはパラオのように航空料金に上乗せするのか、ハワイ州政府は検討中だ。
先住民のハワイ
リッツ・カールトンの文化アドバイザー、クリフォード・ナエオレ氏は、これまでのハワイは白人観光客の好みに合わせていたと語る。これからはパイナップル・ピザやスパムではなく、ウル(パンノキ)の実など本当のハワイの味を知ってもらい、その奥深さを伝えたいという。
到着時に贈呈されるレイも変わる。今は高いコストと環境への負担を伴い、東南アジアからランの花を輸入しているが、今後はハワイの花が使われる。
地元貢献という名の観光
ハワイ観光局は昨年11月、マラマ(思いやりの心)という概念を紹介するキャンペーンを始めた。プールサイドでマイタイを飲む観光客ではなく、もっとマインドフルな旅行者をターゲットにしているという。
キャンペーン当初は16社だった参加企業は、今では110社に増えた。旅行者は1日を海岸の清掃や植樹作業に費やすことで、1泊分の滞在が無料になる。
ニューヨークから訪れたテラジ・アレンさん(36)とパートナーのバリー・ホイ(42)さんは、初めてのハワイ旅行でマラマに参加し、カウアイ島で植樹作業に1日を費やした。アレンさんは「何かを残せたのは特別な感覚だ」と語った。」
大好きなハワイがきれいでいてほしい。
日本人観光客はみんなそう願っていると思います。
ただ願うだけじゃなく行動することでもっと変わるのだと思います。
私にはハワイで必ず行くビーチがあります。
いつ行ってもきれいなビーチだったのですが、2年前に行ったときはビーチにさまざまなゴミが打ちあがっていました。
その光景を見て、なぜかとても悲しい気持ちになりました。
少しでもきれいになってほしいと思いゴミ拾いをしました。
そのとき持っていたゴミ袋にいっぱいになるまでごみを集めました。
それでも全然きれいにならなかった。
ゴミが多すぎて私ひとりの力ではどうにもできなかった。
観光客1人1人が少しずつごみを集めて帰ったらすごくきれいになると思うんです。
自分が出したゴミは持って帰るのはもちろんのこと、1つでも持ち帰ることで変わっていくと信じています。
どうかハワイがきれいでいるためにひとりひとりが行動してほしいなと思います。
Mahalo🌴
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